設立趣意

 岡山県青年土地家屋調査士会(以下、岡山青調会という)は、土地家屋調査士制度の未来を見据え、岡山県下はもとより、全国の関係諸団体との意見交流・研修並びに会員相互の親睦を通して、会員の意識改革、知識と技術の向上を図ってまいります。

 現在の土地家屋調査士制度を取り巻く情勢は、決して順風満帆なものなどではなく、大変厳しいものとなっております。果たして、10年後、20年後にこの制度は存続しうるのか。このままでは淘汰されかねません。ならば、自分達が何とかしなければ。そんな思いを持った同志達が全国には大勢います。決して他人事ではなく、皆一様に自分のことだと認識しています。これから、土地家屋調査士として生き抜くためには何をしなければならないのか。次の世代に引き継がれたときに、私達は何を残せるのか。それを真剣に考え、実現させていきたいと思っています。

 ただ、そのためには、たった一人では出来ることと出来ないことがあります。一人では出来ないことも、多くの同志達が集えば可能になります。

 そこで、岡山青調会の趣旨に賛同して参加して頂きます会員の皆様には、ただ他人の意見を聞くのではなく、各々が探求し、自分の意見を議論の場にぶつけ、更なる知識の向上を図って頂きたいと思っています。

 まずは、自分の目で全国を見てください。そこで何を思うか、自分がどう動くか。それを決めるのは、自分自身です。岡山青調会は、その一助になりたい。

 土地家屋調査士制度は、土地家屋調査士が守る、そして攻める。至極当たり前のことです。岡山青調会は、あなたの力を必要としています。

 この趣旨にご賛同いただける方の参加を、心からお待ちいたしております。

 また、先輩諸兄におかれましても、岡山青調会に対する、ご指導ご鞭撻を頂けましたら幸いに思います。

  岡山県青年土地家屋調査士会