土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)という職業をご存知でしょうか。

 

土地家屋調査士とは,他人の依頼を受けて,不動産(土地や建物)の表示に関する登記に必要な調査・測量を行ったり、それをもって代理申請手続を行う表示登記の専門家のことです。最近では筆界特定手続やADR(裁判外紛争解決手続)の代理申請手続も加わりました。

 

CPDとは,(Continuing Professional Development 継続的な専門職能の啓発的学習)の頭文字をとった略称です。

 

私たち土地家屋調査士は,他の国家資格と同様、資格取得後も、業務に関連する法律の改正や,測量技術の急速な進展に伴い,常に業務遂行に必要な最新の知識・技術の習得,さらに能力の維持・向上を図っていくことを、国民の皆様に対する当然の義務と考えています。

 

この度、私たち土地家屋調査士は「隣接法律専門職種」,「測量技術者」としての責任をさらに重く受け止め,その継続的な専門職能学習の実態を国民の皆さまに広く知っていただくため,研修会・講習会への参加,専門書の購読等の履歴を共通の基準で評価し,単位(ポイント)を付与し,インターネットで公開することといたしました。

 

もとより、ポイント数の反映しない日常的な個人的学習が基本にあってのことですから、公開ポイント数量が個々の会員の能力を示すものでは決してないことをご理解願いたいと思います。

 

土地家屋調査士CPDポイント制度は,ポイント公開を土地家屋調査士会員全体の資質の向上を図る共通の契機とすることによって,土地家屋調査士の社会的信用を高め,高い業務資質を国民に提供し,社会に貢献することを,究極的な目的としているのです。

 

CPDポイントに関しては、例外が幾つかあるものの研修会参加30分で0.5ポイントとして計算しております。

※ポイント非公開希望会員に関しては、ポイントの公開はしておりません。